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01.11 Mon

本日の脳内BGM【128】

2021年、明けましておめでとうございます。
本年早々、外部メディアの話になりますが、2020年にオープンした日本語ラップの新しいプラットフォーム「PRKS9」にいちライターとしてコラム記事を寄稿することになりました。今回はECDの追悼記事(前後編)で、前編が本日アップされています。

というわけで、本日に限らず、年末年始はECD三昧で。店主自身、リアルタイムで聴いていたのは「BIG YOUTH」前後からで、例えば「CRYSTAL VOYAGER」や「FUN CLUB」辺りのとりわけ実験的な楽曲が多かったキャリア中期の作品はシングル中心で、アルバム単位では聴いてはいてもオンタイムでガッツリとフォローしていたわけじゃなく。以降、やっぱりECDスゴいって改めて感じたのは「天国よりもマシなパンの耳」ぐらいからまたガッツリ掴まれたクチで、いわゆる日本語ラップのヘッズと呼ばれるような人たちの多くに近い変遷なんじゃないか、と思っていて。だから、自分自身がオンタイムでフォローしきれていなかったキャリア中期の楽曲を今回聴き込んでいると、故人の長いキャリアの全体図が見えてきて、けっこう色々考えるところもあり。


MOMENT JOON / TENO HIRA
MOMENT JOON”TENO HIRA”に、ECDに思いを馳せるメッセージが歌い込まれていて、改めて今また、故人の偉業を振り返るきっかけになったことは間違いないのだけど、それと同時にECD”MUDANATEIKOU”での「死んでから評価されりゃいいなんで思わねえ。今くれ、生きてるうちにしか届かねえ」なんてフレーズも頭をよぎったり。


現在もクラウド・ファウンディングでフィジカル・リリースの資金を集めている「PASSPORT & GARCON」のデラックス・バージョンは、豪華な客演陣を迎え、同作をアップデートした一枚。あっこゴリラと鎮座DOPENESSを新たに迎えた”BAKA”(REMIX)は、ビートもECD”言うこと聞くよな奴らじゃないぞ”を強烈に意識してパワーアップさせていて、MOMENT JOONの、ECDへの2曲目のレクイエムと言えるかもしれません。


本日、「日本語ラップ」を中心にアップしました。

ECD / MASS対CORE(12”/JPN PROMO)
りりィ / ラヴ・レター(LP/JPN ORIGINAL/帯有り)
リンリン・ランラン / 恋のインディアン人形(7”/JPN ORIGINAL)

最新入荷はこちらで。

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